八百屋さんの猫ちゃん

近所でいつも通る道の途中に、八百屋さんがあって、そこに複雑な柄の毛色をした猫ちゃんがいました。
黒と茶色と白が混ざっているのですが、三毛猫ではなく、なんとも複雑な毛色で、あまり他に見かけないので、すぐにその猫と分かりました。
声がつぶれたような声で、だいぶ年を取っていたようです。
うちの息子も猫好きで、やはりそこを通るたびにその猫を見て、「あの猫が一番可愛い」と言っていました。

ところが、その猫ちゃんがここ半年以上姿を見せないのです。
どうしたのかと思って、ずっと心配だったのですが、とうとう八百屋のおばあちゃんに聞いてみました。
「あの猫ねえ、死んじゃったのよー。もう20年以上生きていたから。」
と、ショックなお話。
私の脳内ご近所猫ちゃんマップから、一匹猫が消えてしまいました。